デメルのザッハトルテがまずいと噂の5つの理由!美味しい食べ方も3ステップで解説!

ウィーン観光

この記事では、デメルのザッハトルテについて

  • 食べてみたいけど、本当のところはどうなの?
  • 高い値段を支払って失敗したくない
  • 本場のザッハトルテを味わってみたい
  • ウィーン観光で失敗したくない

と考える方の悩みを解決する記事となっています。

  • 記事前半では、まずいと噂される5つの理由
  • 記事後半では、美味しく食べ方の3ステップ

を解説しています。

  • デメルのザッハトルテには、必ず守ってください、という「取り扱い説明書」のような正しい食べ方があります

味や食感、風味、原料、製法など、日本とオーストリアのチョコレートケーキの違いを知っておくことで、失敗することがなくなります。

デメルのザッハトルテがまずいと噂の5つの理由

 

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最初にお伝えすると、デメルのザッハトルテは最高に美味しいお菓子です。

ですが、製法や原料、味などが日本人向けに調整されていないため、口に合わない人によって美味しくないという評価をされることがあります。

デメルのザッハトルテがまずいと噂される5つの理由は、

  1. 甘すぎる
  2. 生地がパサパサしている
  3. 洋酒の風味が強い
  4. 硬い
  5. 高価格である

の5つです。

1.甘すぎる

最大の特徴は、他に類をみない強烈な甘さです。

最初に想像しているよりもずっとずっと甘く、初めて食べたときにはまるで砂糖の塊のような甘さにびっくりするはずです。

この濃厚なチョコレートコーティングの甘さが、日本のチョコレートケーキに比べて非常に強いため、慣れていない人は数口食べただけで胸焼けしてしまうようです。

ウィーン観光で、デメルやホテルザッハーなどでザッハトルテ を食べた日本人観光客の多くが「注文しなければよかった」と言う最大の原因がここにあります。

ですが、このチョコレートコーティング(正確にはチョコ味の糖衣)の強烈な甘さには理由があります。

ザッハトルテが生まれた1832年頃、当時のヨーロッパでは砂糖はとても貴重なものでした。

また、原料に砂糖が大量に使われているお菓子を食べることは裕福の象徴でもありました。

このような理由から、常識を外れた甘さを追求して生まれたのがザッハトルテなのです。

逆に言うと、甘くないザッハトルテは偽物の味と言えるでしょう。

2.生地がパサパサしていてまずいと感じる

デメルのザッハトルテはスポンジケーキ(生地)の部分にしっとり感がなく、パサパサします。

ケーキのスポンジにしっとり感を求める日本人の好みとは真逆です。

日本では、高級店になるほど、なめらかな舌触りのケーキスポンジが使用されています。

そのため、ザッハトルテの舌触りの硬さが合わないと感じる人が多いのです。

3.洋酒の風味が強い

ザッハトルテを一口食べるとわかりますが、洋酒(リキュールなど)の風味が非常に強く感じられます。

日本のチョコレートケーキの材料で洋酒を使われることはあまりなく、バニラエッセンスなどでの風味づけが一般的です。

一方で、オーストリアのケーキ製法では、ブランデーやリキュールなどで風味づけをするのが主流であり、この点に違和感を感じる人が多いのです。

4.硬い

チョコレートケーキと聞くと、ふんわりした食感をイメージするかもしれませんが、ザッハトルテは非常に硬い食感です。

通常は冷蔵で保存するため、外側のチョコレートコーティングが冷えて硬くなっています。

店舗などで購入し、冷えたままで食べるとバリバリとした食感になってしまいます。

5.高価格である

デメルは高級洋菓子ブランドであり、他のケーキブランドに比べると高価格です。

せっかく高いお金を払って食べたのに、日本人向けでない風味や食感がわかると期待を裏切られたようにまずいと感じるのです。

デメルのザッハトルテを美味しく食べるための3ステップ

デメルのザッハトルテは、お店から買ってきて切り分けてただ口に入れるだけでは美味しく味わうことができないケーキです。

必ず守ってください、という「取り扱い説明書」のような食べ方があります。

以下では、デメルのザッハトルテを美味しく食べるための3ステップを解説します。

正しい食べ方を知っておけば、ウィーン観光でお店に入ったときや、日本で購入したときにがっかりせずに最高の美味しさを味わうことができます。

1.食べる前に、冷蔵庫から取り出して室温に戻しておく

まずは、召し上がる1時間ほど前から冷蔵庫から取り出し室温に戻しておきましょう。

冷たい状態のままだと、外側のチョコレートコーティングが硬く本来の食感や風味を楽しむことができません。

常温に戻すことでチョコレートが柔らかくなり本来の風味を味わうことができます。

2.無糖のホイップクリームやアイスクリームを添えて食べる

美味しく味わうための最大のコツは、無糖のホイップクリームやアイスクリームを添えて一緒に食べることです。

「無糖」という部分が重要です。

本来、ザッハトルテとはその極端な甘さを無糖のクリームや生乳で薄めながら食べるケーキなのです。

本場ウィーンのお店でも、ホイップクリームが一緒の皿に盛り付けられて提供されます。

ケーキの甘さをクリームで中和させるような感覚です。

これをやって初めて、ザッハトルテの風味やチョコレートのコク、甘さを楽しむことができるのです。

3.美しくカットする

 

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洋菓子は見た目が重要です。

美しくカットし、上手にお皿に盛り付けましょう。

  • 常温に戻し、チョコレートコーティングを柔らかくする
  • ナイフを熱いお湯で温める
  • 最初に外側に切り込みを入れ、ナイフを動かし切り口のチョコレートが少し溶けた状態でカットする

という順番で、上手に切り分けることができます。

「デメル」はウィーン王宮御用達の洋菓子ブランド

 

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デメルの歴史

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デメルは、ウィーンを代表する高級菓子店の一つで、世界中から観光客が訪れる有名なブランドです。デメルの歴史は、1786年に創業者であるトーマス・デメルが、オーストリア帝国の首都ウィーンに小さな菓子店を開いたことに始まります。

デメルの菓子は、当時の皇帝ヨーゼフ2世からも高い評価を受け、宮廷御用達となりました。ヨーゼフ2世の後継者である皇帝フランツ・ヨーゼフ1世も、デメルの菓子を愛しており、定期的に注文をしていたと伝えられています。

また、デメルは多くの王侯貴族や有名人からも支持を受け、オーストリア帝国や欧州中の王室にも納品をしていました。例えば、イギリス王室からも注文があり、エリザベス女王2世の即位式には、デメルが作ったケーキが使用されたこともあります。

デメルは、創業以来、高品質な素材と職人技を駆使して、洗練された菓子を作り続けています。現在でも、伝統的なレシピと技術を守りながら、新しいアイデアを取り入れて、世界中の人々を魅了し続けています。

ザッハトルテの歴史

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ザッハトルテは、オーストリアの伝統的なチョコレートケーキで、1832年にウィーンのホテルザッハーの従業員であったフランツ・ザッハーによって作られました。

当時、ウィーンでは、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の宮廷菓子職人であるデメルが有名で、デメルのケーキは上流社会に広く知られていました。

ザッハーは、デメルで修業した後、ホテルザッハーを開業しました。

ある日、ホテルザッハーは、宮廷の注文に応じてケーキを作ることになりましたが、その日はデメルが休業日であったため、ザッハーがケーキを作ることになりました。

ザッハーは、デメルの伝統的なケーキにはないチョコレートの味を出すことを思いつき、ザッハトルテを生み出しました。

最初のザッハトルテは大成功を収め、ホテルザッハーはすぐに有名になりました。

しかし、その後、デメルとホテルザッハーの間で、ザッハトルテの製法や販売権に関する争いが起こりました。

結局、裁判所がホテルザッハーに販売権を認める判決を下し、以降、ホテルザッハーのザッハトルテが有名になりました。

しかし、デメルも自社のザッハトルテを販売し続け、現在でもウィーンでは、デメルのザッハトルテとホテルザッハーのザッハトルテの両方が有名です。

デメルのザッハトルテとは

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日本のチョコレートケーキは、比較的シンプルな製法で、スポンジケーキを焼いた後にクリームやフルーツをのせることが多いのが特徴です。

一方、オーストリアのチョコレートケーキは、複雑な製法が多く、複数の層に分かれた濃厚なケーキが多いのが特徴です。

また、オーストリアでは、手作業による職人技が重視されており、手作りのチョコレートケーキが一般的です。

スポンジ生地は、卵黄と卵白を分けて作るため、しっかりとした弾力があります。

また、チョコレートガナッシュでコーティングするため、一度冷やしてから再度コーティングするという手間がかかります。

さらに、デメルでは自社の秘伝のレシピに従って製造しているため、他の店で提供されるザッハトルテとは異なる味わいが楽しめます。

以上のように、デメルのザッハトルテは、濃厚なチョコレートの味わいと、しっかりした濃密な食感が特徴です。

 

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